あなたの水曜日を送ると、だれかの水曜日が届きます。

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局長メッセージ

これから水曜日が始まるという方。
今、まさに絶賛水曜日中という方。
もうそろそろしたら水曜日が終わってしまうという方。
今日は水曜日です。

何かいいことが起こりそうですか?
それとも、つらいことがありましたか?
それでも今日は水曜日です。

誰かと出会ったり。
どこかを見つめたり。
何かを感じたり。
何かがなくなり、見つかったり。
不意に思い出したり。
あいかわらず今日は水曜日です。

あなたが水曜日の物語を書くと、世界のどこかであなたの水曜日の物語を読む人がいます。
そして、世界のどこかで生まれた知らない誰かの水曜日の物語があなたに届きます。

ある夜、あなたとどこかの誰かが同じ夢を見たとします。
赤崎水曜日郵便局は、そんなささやかな奇跡をお届けできたらと思っています。

さあ、今日は水曜日です。

赤崎水曜日郵便局長 遠山昇司

コンセプト

赤崎水曜日郵便局はかつて赤崎小学校という学び舎でした。
生徒たちは昼休みになると目の前に広がる海で泳いだり、廊下の窓から魚釣りをして楽しみました。
児童数の減少で2010年3月に閉校となり、現在は立ち入り禁止となっています。
本プロジェクトでは、旧赤崎小学校の校舎を「赤崎水曜日郵便局」と名付けて郵便受けを設置し、そこへ全国から個人の水曜日の出来事を記した手紙を送ってもらい、スタッフが無作為に交換して再び送ります。
受け取った人はまったく面識の無い他人の水曜日の出来事を知ることになります。
自身の日常である水曜日の出来事と交換に他人の水曜日という非日常の世界を得ることは人と人の距離を実感しながらもときには不可思議な意識を共有することになります。

  • 旧赤崎小学校
  • 旧赤崎小学校
  • 旧赤崎小学校

かつて、写真に写ると魂を取られてしまうと考えられ、映画に登場する列車はスクリーンから客席へ飛び出してくると思われていました。
あらゆるメディアは、その起源において神秘的なものでした。
建造物としてはすでに閉じられた旧赤崎小学校が人と人をつなぎその意識の交換を働きかけながら再生することは古今のメディアの意義を問うアートとしての行為となるでしょう。

赤崎水曜日郵便局の住所は、「熊本県葦北郡津奈木町福浜165番地その先」です。
海の上に佇む本局は、文字通り陸地の「その先」にあります。
赤崎水曜日郵便局は、日本中の水曜日の物語が流れ着き、再び旅立つ場所として、灯台のように静かにいざないの光を放ちながら存在し続けます。

  • 灯台ポスト
  • 灯台ポスト
  • 灯台ポスト

プロジェクト概要

  • ダウンロードした便せんに、あなたの水曜日の物語や出来事などを書いてください。
  • 切手を貼ってポストに投函してください。
  • 届いたあなたの手紙は、同じく赤崎水曜日郵便局に手紙を送った誰かへ転送されます。
  • あなたのもとへも、知らない誰かの水曜日が届きます。
  • 水曜日に開封して、どこかで生まれた誰かの水曜日の物語を読んでください。

便せん

便せんをダウンロード

スタッフ

楠本智郎
プロデューサー/赤崎水曜日郵便局管理人 楠本智郎 Tomoo Kusumoto つなぎ美術館学芸員

1966年、福岡市生まれ。
鹿児島大学大学院人文科学研究科修了。2001年から熊本県津奈木町のつなぎ美術館に勤務。映画ロケのコーディネイトや県立劇場との共同事業によるオヤジダンサーズの結成、他地域のアートプロジェクトへの参画など、従来の美術館学芸員の職域を超えた活動に取り組んでいる。社会教育事業としてのアートプロジェクトを考案し、2008年から毎年異なるアーティストと住民が年間を通じて地域資源を活用しながら表現活動に取り組む住民参画型現代美術プロジェクト(2012年から住民参画型アートプロジェクトに改称)を実施。地域活性化のため、土地に根差しつつも広域ネットワークを持ち、さまざまな情報や資源(人・モノ)を編集し地域文化をコーディネイトする能力を備えた人材の必要性を説いている。同プロジェクトとして6年目を迎える今回はプロジェクト全体を統括するプロデューサーとして、企画・運営、予算管理、コンプライアンスの確立、教育機関との連携を中心とした教育普及プログラムの作成などを行う。

遠山昇司
ディレクター 赤崎水曜日郵便局長 遠山昇司 Shoji Toyama(映画監督・プロデューサー)

1984年、熊本県生まれ。 法政大学国際文化学部卒業。ボストン大学留学。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。大学時代からドキュメンタリー映画、舞台作品を制作。ドキュメンタリー映画『グレーのバリエーション』(09)を劇場公開。2012年、初の長編フィクション映画『NOT LONG, AT NIGHT -夜はながくない- 』が第25回東京国際映画祭<日本映画・ある視点部門>に正式出品され、高い評価を得る。同年、一般公開。最新作『マジックユートピア』(共同監督:丹修一)は、アンカレッジ国際映画祭2015コンペティション部門、第49回ヒューストン国際映画祭コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞。2016年3月26日から熊本先行上映、同年7月16日より渋谷ユーロスペースにて上映。2016年1月には、短編映画『冬の蝶』が完成。全ての作品において自ら脚本も執筆している。精力的に映画制作を行いながら、舞台作品・エキシビション・アートプロジェクトなどの企画・プロデュースを手がけながら現在に至る。
今回はディレクターとして赤崎水曜日郵便局のシステムを五十嵐靖晃氏と共に発案し、クリエーションに関する総合的なディレクションを行う。
HP:http://magic-utopia.com/

五十嵐靖晃
ファシリテーター 赤崎水曜日郵便局 ポストマン 五十嵐靖晃 Yasuaki Igarashi アーティスト

1978年、千葉県生まれ。
2005年東京藝術大学大学院修了。土地に住み、そこで出会う人達と共に、普段の生活の中に新たな視点と人の繋がりをつくるアートプロジェクトを各地で展開している。
これまでのプロジェクトで、2005年にヨットで日本からミクロネシアまで約4000㎞の航海や、2012年に京都の舞鶴から新潟まで32の港に寄港し日本海沿岸をたどる約970㎞の航海などを経験。“海からの視座”を活動の根底とする。
2006年には太宰府、2007-09年は横浜でダンボールの船をつくるワークショップを担当し、それぞれ約1万人以上の市民参加者と合計約200隻の船づくりを行う。
自らのプロジェクトとして、樟の杜を舞台に千年続くアートプロジェクトを目指す福岡県太宰府天満宮との協働プロジェクト「くすかき(2010~)」や、約800世帯の集合住宅で住民たちと染めたシーツを各ベランダに干し新たな風景をつくり上げる「いろほし(ヨコハマトリエンナーレ2011連携プログラム空の芸術祭)」、漁師らと共に漁網を空に向かって編み上げ土地の風景をつかまえる「そらあみ(瀬戸内国際芸術祭2013)(六本木アートナイト2013)」などを行う。
今回は、赤崎水曜日郵便局のシステムを遠山昇司氏と共に発案し、灯台ポスト・オリジナル封筒・ポスターなどのアートワーク、地域とプロジェクトをつなぐワークショップを担当。
HP:http://igayasu.com/

加藤笑平
アーティスト 赤崎水曜日郵便局 ポストマン 加藤笑平 Shohei Kato 美術家・身体行為表現者・俳優

1983年、東京都生まれ。
高校時代より本格的に作品制作をはじめ、2000年に初個展を開催する。当時から一貫して、路上に置き去りにされている惨めで美しいものに反応し現場に存在している人や物とコミュニケイションを図りながらその土地の持っている性格に自ら飛び込み体感、立体作品、インスタレイション、絵画作品に転換させてきた。
2004年ごろから身体と自然物、人工物を用いたパフォーマンスを開始。以後、絵画、インスタレイション、パフォーマンスという三本柱を軸に活動している。2006年より天草在郷美術館を主宰。
主な展示に『ワンダーシード 2005-2007』ワンダーサイト、'07『アースインザレッドボックス』天草在郷美術館、'08『リンネザソウル』天草在郷美術館、'09『TOWA,TOWA,,,?』天草在郷美術館、『空から日本、世界のお風呂で立小便』IAFshop*/ 福岡、'10『ANIMI-ZOOM』阿蘇白水郷美術館、『NEO NEW WAVE』Island atrium/柏、『コンパンチタ』アキバタマビ 21/秋葉原、'11『一枚の絵の力』アーツ千代田 3331、『REAL MEDIUM』天草在郷美術館、'12『結晶化する生死/故郷』天草在郷美術館、'13『お山がうごいて、犬がきた』IAFshop*/福岡
今回はファシリテーターをサポートしながら赤崎水曜日郵便局に新たに設置するスイスイ箱(郵便受け)などをアーティストとして住民と共に制作する。
HP:http://showheyhot.wordpress.com/

玉井夕海
アーティスト 赤崎水曜日郵便局 ポストマン 玉井夕海 Yoomi Tamai ウタウタイ

1977年、東京都生まれ。
東京藝術大学建築科在学中に宮崎駿主催アニメーション演出家養成講座「東小金井村塾2」を修了。その後、映画『千と千尋の神隠し』リン役に抜擢。天草からのインスピレーションを元に仲間達と制作した 映画『もんしぇん』(製作/シグロ・MK)は、伝説の仮設映画館・一角座を初め、2006年全国各所にて上映。脚本(監督・山本草介、イメージ設計・海津研との共作)・主演・音楽(Psalm)を担当。2012年、主演映画『NOT LONG, AT NIGHT -夜はながくない- 』が第25回東京国際映画祭<日本映画・ある視点部門>にノミネート。現在は、音楽の旅プロジェクト《White Elephant》を敢行中。
今回は、メッセンジャーとして住民などと交流を重ねながら手紙が無事に届くよう努める。
HP:http://www.tamai-yoomi.com/

イベント

書籍版「赤崎水曜日郵便局」1/27発売

PDFファイルでダウンロード

書籍版「赤崎水曜日郵便局」

見知らぬ誰かとの片道書簡

2016年1月27日発売

  1. 編著:楠本智郎 つなぎ美術館主幹・学芸員
  2. 発行:KADOKAWA
  3. 定価:本体1,200円+税
  4. ISBN:978-4-04-731994-3
  5. お近くの書店やインターネット等でお求めください。
イベント

小山薫堂×楠本智郎×遠山昇司
「下北沢で読む水曜日の手紙」
『赤崎水曜日郵便局』刊行記念

出演:小山薫堂(脚本家、ラジオパーソナリティ)
楠本智郎(つなぎ美術館学芸員)
遠山昇司(映画監督)

時間:20:00~22:00 (19:30開場)
場所:本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:1500yen + 1 drink order
《イベントチケットの予約・購入》
http://bookandbeer.com/event/20160601_bt/

熊本県南部の津奈木町にある海の上の廃校を利用したアートプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」。
全国から9000通を超える人々の日常を綴った水曜日の物語がこの郵便局に寄せられました。
多くの感動を生んだこの取り組みの書籍化を記念したトークイベントです。

週の真ん中で特に意識することもなく記憶も曖昧になりがちな水曜日。
見知らぬ相手と分かち合う喜びや気づき。見知らぬ相手だから綴れる悲しみや苦しみ。100人には100通りの水曜日があります。

当日は「赤崎水曜日郵便局」のメンバーが活動のあらましを紹介したり、小山薫堂さんを交えて朗読などで届いた手紙についてお話しします。

是非この貴重な機会に皆様もご参加ください。

アーカイブ

2013年6月19日(水)

赤崎水曜日郵便局開局
スイスイ箱と灯台ポストが完成しました。

  1. 赤崎水曜日郵便局開局
  2. 赤崎水曜日郵便局開局
  3. 赤崎水曜日郵便局開局
  4. 赤崎水曜日郵便局開局

2013年7月3日(水)

ラジオ番組「赤崎水曜日郵便局」がスタート
月に1回、届いた手紙の一部を実行委員や一般参加の住民が朗読し、ラジオ放送用に収録しました。収録した朗読は毎週水曜日午後5時からラジオNIKKEI第2「RN2」の番組で放送されました。
※ラジオ番組「赤崎水曜日郵便局」は2014年9月をもって終了しました。

  1. ラジオ番組「赤崎水曜日郵便局」がスタート
  2. ラジオ番組「赤崎水曜日郵便局」がスタート
  3. ラジオ番組「赤崎水曜日郵便局」がスタート
  4. ラジオ番組「赤崎水曜日郵便局」がスタート

2013年8月24日(土)・25日(日)

赤崎水曜日郵便局倉敷特別出張所
大原美術館(倉敷市)恒例の夏の祭典「チルドレンズ・アート・ミュージアム2013」に臨時出張所を開設しました。

  1. 赤崎水曜日郵便局倉敷特別出張所
  2. 赤崎水曜日郵便局倉敷特別出張所
  3. 赤崎水曜日郵便局倉敷特別出張所
  4. 赤崎水曜日郵便局倉敷特別出張所

2013年9月7日(土)〜12月1日(日)

赤崎水曜日郵便局開局記念展
「一年目の消息─語りかけることができる『君』」

3名のアーティストが津奈木町を舞台に新作を発表しました。
会場:つなぎ美術館1・3階展示室
出展作家:クワクボリョウタ、下道基行、淺井裕介

  1. 赤崎水曜日郵便局開局記念展
  2. 赤崎水曜日郵便局開局記念展
  3. 赤崎水曜日郵便局開局記念展
  4. 赤崎水曜日郵便局開局記念展
  5. 赤崎水曜日郵便局開局記念展
  6. 赤崎水曜日郵便局開局記念展
  7. 赤崎水曜日郵便局開局記念展
  8. 赤崎水曜日郵便局開局記念展

2014年1月8日(水)

1000通記念の贈り物
届いた手紙が1000通を超えたのを記念して、1月8日から15日までの消印で届いた手紙の送り主へ手紙を転送する際に「煎餅石」を同封しました。
煎餅石は干潮時に赤崎水曜日郵便局の下で拾うことができます。

  1. 1000通記念の贈り物

2014年4月26日(土)〜7月13日(日)

赤崎水曜日郵便局に届いた1500通
「水曜日の消息」展

旧赤崎小学校に残された机などの備品を利用して教室を再現した会場で赤崎水曜日郵便局に届いた手紙のうち200通を公開しました。
会場:つなぎ美術館3階展示室

  1. 赤崎水曜日郵便局に届いた1500通
  2. 赤崎水曜日郵便局に届いた1500通

2014年6月18日(水)

《開局1周年記念の贈り物》
開局1周年を記念して、6月18日から26日までの消印で届いた手紙の送り主へ手紙を転送する際にポストマン五十嵐靖晃がデザインしたポストカードを同封しました。

  1. 開局1周年記念の贈り物

2014年10月1日(水)

2014年度グッドデザイン賞受賞

  1. 2014年度グッドデザイン賞受賞

2015年5月24日(日)

3000通記念の贈り物
届いた手紙が3000通を超えたのを記念して旧赤崎小学校内に残されていた思い出の品々をワークショップによって瓶に詰め、「つなぎのビンヅメ」として限定数を抽選でプレゼントしました。

  1. 3000通記念の贈り物

2016年1月27日(水)

『赤崎水曜日郵便局』刊行
赤崎水曜日郵便局に届いた手紙のうち101通とプロジェクトの概要などを収めた書籍をKADOKAWAより刊行しました。

  1. 『赤崎水曜日郵便局』刊行

2016年2月6日(土)〜4月17日(日)

「水曜日の消息」展
旧赤崎小学校に残された机などの備品を利用して教室を再現した会場で赤崎水曜日郵便局に届いた手紙のうち200通を展示しました。
会場:つなぎ美術館3階展示室

  1. 「水曜日の消息」展

2016年3月30日(水)

赤崎水曜日郵便局閉局イベント
最後の水曜日に閉局イベントを開催し、翌日3月31日(木)に約2年9か月の活動を終え閉局しました。

  1. 赤崎水曜日郵便局閉局イベント
  2. 赤崎水曜日郵便局閉局イベント
  3. 赤崎水曜日郵便局閉局イベント
  4. 赤崎水曜日郵便局閉局イベント

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